2016年06月03日

昔のコンピュータウイルスはハードウェアも破壊してたそうで

X線天文衛星「ひとみ」が、宇宙空間で高速回転を始めて、太陽電池パネルが根元から破損して壊れるという事件があったのですが、どうやら原因は、地上から与えた指示が誤っていたという、人為的ミスだったそうですね。

どうやら、プラスとマイナスを誤った指示を与えたそうなのですが、そのミスを検知するために設置されているシミュレータ試験を行っていなかったのだとか。

何百億円をかけて作った装置が、些細(?)なミスで壊れて回収すらできないというのは、なかなかショックな出来事です。お金が失われた上に、そこそこ大きめのスペースデブリを何個かばらまいてしまったことにもなりますし。再発防止はきちっと行って欲しいですね。


このニュースを見て思い出したのですが、ソフトウェアの誤りでハードウェアが物理的に壊れるというのは、このようにして起こりうる事で、「BIOSやCPUに対するソフトウェア的な設定の変更で、オーバークロックしてCPUが燃え出す」ようなこともありますし、30年くらい前には、ディスク駆動装置のヘッド部分を勢いよく回転させて可動域限界にぶつけ、そのまま破壊してしまうというコンピュータウイルスが存在していたこともあるという話を聞いたことがあります。

最近はそういったことが起きないよう、リミッタのような、防御する仕組みを備えているそうですが、そうした防御の仕組みも、結局、組込みのソフトウェアで制御しているのでしょうから、その組込みのソフトウェアがおかしくなれば、ソフトウェアのせいでハードウェアが壊れるということも起きるわけで。

ソフトウェアって、なかなか責任重大です。

posted by ayacy at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | PC