2016年12月12日

コマンドプロンプトが無くなるという話題が出てきて一時騒然

昨日、「次のWindows 10の大型アップデートで、コマンドプロンプトがなくなるらしい」という情報がTwitter上で見られるようになって、一時騒然としました。

コマンドプロンプトが無くなり、PowerShell が代わりに、使われるようになるとか。

元記事はこちら

ただし現在では、下の方に訂正が出ていることからも分かるとおり、コマンドプロンプト(cmd.exe)そのものがなくなるわけでなく、デフォルトのCUIシェルがPowerShellに置き換わるだけであるということがわかっています。

cmd.exeのバッチスクリプトに依存した仕組みを構築しているシステムは世の中に多数存在しており、それら全てが一斉に使えなくなってしまうという事態は、あり得ないでしょう。

おそらく、環境変数COMSPECをPowerShellに置き換えるとか、スタートメニュー上に表示される項目がPowerShellになるとかいうことではないでしょうか。
【12/28 追記】最近のInsider Previewを試した人の話によると、スタートボタンを右クリック or Windows+Xキーを押したときに表示される「コマンドプロンプト」へのリンクは「PowerShell」に変更になったが、環境変数COMSPECは依然としてCMD.EXEのままであったとのこと。また、これを変更するための設定は「タスクバー」の設定内に、現バージョンでもすでに準備されており、それのデフォルトが「PowerShell」側に置き換わっただけというだけのこと。

ちなみに、「いじくるつくーる」も、いくつかの機能でcmd.exeに依存しています。「すっきり!! デフラグ」の実行部も、cmd.exeに依存しています。仮にcmd.exeがなくなると、非常にマズイ。

とはいえ、コマンドプロンプトは、command.comからcmd.exeにゆっくりと変わってきた歴史もありますし、必ずしもその置き換えが大きな混乱を招くこともないのでしょう。ゆっくりと、互換性を保ちながら移行することで、混乱は非常に小さく済むのかも知れません。

しかし、先日の、Anniversary Updateでのタスクトレイの仕様変更のように、今のマイクロソフトは、以前のマイクロソフトのように、互換性を最大限重視してくれるような政策は採らなくなってきているようですから、大幅で致命的な仕様変更がないとも限りません。まだ安心するのは早そうです。


posted by ayacy at 07:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | PC