2018年01月26日

テレビの未来のカタチ。ラジオに追いつけるのか

最近、「ポプテピピック」という深夜アニメを見ることがあります。(原作漫画の方はこっち)
1話は3回(実質6回)くらい。

まぁどんなアニメなのかは、ネットでググれば出てくると思いますが、まぁ、いわゆるクソアニメなんですが、キングレコード1社提供で、「クソアニメであることをわかりきっている作品」を、超が付くほど全力で作ったらこうなるという、最大限の褒め言葉を与えたくなるような内容です。

今回書きたいのは、作品の内容のことではなくて。その放送・配信のやり方について。

最近、テレビ番組の違法アップロードが問題になっているわけですが、それを防ぐためなのかなんなのかわかりませんが、テレビ放送と同時刻にネット配信を行い、AbemaTV等で再放送(見逃し配信)を呆れるほどの回数行い、さらにAbemaビデオやらGYAOやらでビデオ配信(ネット経由でいつでも見られる)を実施するというもの。

一応、習慣でHDDレコーダに録画しているものの、録画したものを観る機会がありません。
配信が終わったあとに観たくなったら役に立つかもしれませんが、まぁ、そんなことをすることもないだろう…。

というわけで、違法配信の存在を、根っこからその価値を無効化する状態にしてやってるといってもいいかもしれない。この方式が他のアニメにも広がると、もしかしたら、録画機の存在意義もなくなってしまうかもしれない。
(実際、「封神演義」は録画しておらず、ネット配信で普通に観ているし)

ところで、噂話で報じられた話として、4K/8Kで放送された番組は録画不可となるというものがありました。普通に聞くと、番組製作サイドの横暴のようにしか聞こえませんが、もし上記アニメのような方式が他の全てのテレビ番組にも広まれば、それはそれで良いのかも知れないなと思えてくる未来です。

むしろ、専用の全録用の録画機を買ったり、録画予約を忘れて/失敗してウギャーと叫ぶとか、そんなことをせずとも、番組製作サイドが利便性の高い視聴方法を提供してくれるなら、そっちの方がラクかもしれないなと思えてきます。

「ポプテピピック」の提供方法は、テレビ放送の、何年後かの未来の形態なのかと思うと、ちょっとワクワクしてきます。

…と、よく考えてみると、ラジオ放送の方は、各社独自のネット配信施策や、Radikoのタイムシフト再生、スマートスピーカーとの連携により、極めて利便性の高い聴取方法を提供済みです。
(一部、ジャニーズタレント出演の番組は、タイムシフト再生できなくされてしまっていますが…)

ラジオの方がテレビよりも何年も先に進んでしまっているのが実情ですが、利権上のいくつかの障壁さえなくなれば、テレビ番組もこういった放送/配信形態に移行してくれて心地よい世界がやってきてくれるんじゃないかなぁと期待しています。

配信方式の柔軟化と同時に、CMを強制視聴させる方式を広めれば、録画機器類がやってるCMスキップ機能に邪魔されることがなくなり、番組制作サイドとしては嬉しいだろう。 録画機器類の製造会社を排除する形で、視聴者と番組制作サイドがWin-Winの関係になれるわけで。

ここ30年くらいで、テレビと我々の間には録画機が存在するのが当たり前みたいになって、録画機の存在意義を考えることに思考停止しちゃっている感じがありますが、録画機の歴史の長さを考えると、その存在はそんなに当たり前のことではなかったのかなぁとか思えてきたり。


posted by ayacy at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ