スマートフォンのバッテリーにまつわる9つの「嘘と真実」という記事を読みまして。
6番目の「温まっていないと、十分に機能しない」は、経験則的に「真実」だと思っていたんだけど、ちょっと違っていた。
この記事の場合、バッテリーにダメージを与えるか/与えないかという観点で書かれているのですが、十分に機能するか/しないかという、タイトル通りの判定をしていない気がします。
経験上、(液体)リチウムイオン電池を長期間(2年間とか)使っていて、出力が弱まりつつある場合、特に冬場はバッテリーがあっというまに消耗するという現象は、経験があります。
100%だったものが1分後には40%になり、2分後には1%になり、しばらく使えていたかと思ったら落ちるとか、
45%くらいあったものが、いきなり落ちるとか。
電子の動きは気温と密接な関係があり……というか、ミクロ的には、温度とは電子の動きのことなので、低温の状態では電子の移動がしにくくなるという説明を聞いたことがあります。
十分に機能するバッテリーならば、そんなことものともせずに使えるけれど、長期間使っているバッテリーではそれができずに、電子が気温の影響を受けやすくなる。電力は十分に蓄えられているのに、電子の移動が発生しづらくなり、電圧的には0%と同じような状況になる、と。
自分が今使用しているスマホ(iPhone6s)は、もう2年4ヶ月も使用しています。
おそらく、今年の冬には、バッテリーがヘタって使い物にならなくなるでしょう。
そうなる前に、買い換えようかと思っています。
次は、防水のiPhoneで。
今のところ、スマホを水没させた経験はありませんが、水場でビクビクすることはあるので、その緊張が取り除かれるかと思うと、だいぶ楽しみ。