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■悪の象徴みたいな、院長の総回診って本当にあるのかね?

2014年11月28日(金) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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たまーに、平日に家にいると、夜のドラマの再放送に出くわすことがあります。
多くは刑事モノですが、医療モノも多いですね。米倉涼子のやつとか。

その中で、結構出てくるのが「院長の総回診」「教授の総回診」「外科部長の総回診」みたいなやつ。

どんな場合であっても、悪の象徴だったり無駄の象徴だったり、腐った権力の象徴みたいに描かれているのですが、平然とドラマでそういうシーンが描かれているということは、実際にも行われているということなのでしょうかね。

となると、そんな悪の象徴みたいな行事が、実際に行われ続けているのって、どうなんだろうな?とも思えてくる。

ネットで調べてみると、確かに行われている病院もあり、総責任者として最終的に患者に関する責任を負うために診ているとか、若手医師への教育や今後の医療方針を決めるための会議のために行っているとかいう記述もあったり、患者側も楽しみにしているサービスという側面もあったりという記述はあったものの、逆に権力の象徴として、=総責任者の持つ人事権に媚びるために行われているという記述もあったりします。

病院としては、古いしきたりという場合もあるだろうし、実際に偉い人がその権力をふるう場として使う場でもあるんだろうし、とにかくまぁ、正当な理由の元にやっているんでしょうけど、テレビドラマという非常に影響力のあるメディアで、悪の象徴・無駄の象徴・腐った権力の象徴として扱われるのって、病院としてはどう感じているのでしょうね。

そういや、手塚治虫の「ブラックジャック」でも、そういうシーンが出てきていましたっけ。「下にー、下にー」と、大名行列を彷彿とさせるようなセリフまで出てきて。あれはもう、完全に悪者扱いですね。

病院としては、撮影場所としてドラマの撮影に協力することもあるんだろうし、病院とテレビドラマ制作者は協力関係にあるはず。それが、既存の仕組みを悪として糾弾する内容に協力するってこともあるんでしょうかね。

それとも、それすらも乗り越えて、あるいは、フィクションだから笑い飛ばせると割り切って、病院とテレビドラマ制作者の協力関係は成り立っているとか、あるんでしょうかね。

ちょっと、疑問に思ったりしました。




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