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■「休止」の意図するところ

2016年 4月12日(火) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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連日でいじくるつくーる休止絡みの話で。

この休止宣言の記事については、電車の中でiPhone6sで遂行しながら文章を練っていたということは書いたと思うのですが、このときに表現をどのようにしようか、一番悩んだのは「休止」の部分です。

より正確に表現するならば「開発終了」だし、かなり遠回しに表現すれば「卒業」なわけですけど、何段階かある表現のうち、どれが的確で、ユーザーへの配慮を込んだ言葉になるかというのは、悩みどころでした。

こういうときは、少し含みを持たせつつ、でも意味は伝わるようなのが良いってのが、経験則的にありました。

そういえば、月刊なり週刊なりの「雑誌」が、その発行を終えようとするとき、「廃刊」ではなく「休刊」という表現をあえて使いたがるというのを聞いたことがあります。

「廃刊」にしてしまうと、それと同じ名前の雑誌を出そうとしたときに、それができなくなってしまうから、なんだとか。

だから、もう二度と同じ内容の雑誌を出すまいと決めている場合でも、あえて「休刊」という言葉を使うのだそうです。

なので今回、採用した言葉は「開発終了」ではなく「開発休止」だったのですが、…今から思うと、変に期待を持たせてしまう表現だったかもしれません。何せ今回の主目的は「ユーザーからの期待を打ち切るため」だったわけですから。

Twitterとかブログコメントとかで寄せられた感想では、いつか開発再開を期待しているとか、いつか(Windows 10への対応を)完成させてほしいとか。窓の杜に今回の休止を報じていただいたときも、記事の締めは「またいつか開発が再開されることを願っている」となっていましたからね。

今回の主目的である「ユーザーからの期待を打ち切るため」を実現するためには、開発再開が願われてはいけないので。

そういう意味では「休止」という表現は、間違っていたかなと、反省しております。




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