2018年05月12日

「レジストリいじりすぎてPC使えなくなるぞ」警告でショックで作者謹慎とかだとイヤだな


背後にどんな事情や経緯があったのか、非常に気になるニュース。
記事を読むだけだと、この野球部監督は、高校の部活の指導中、集中力の足りなかった生徒に、「ボールが頭に当たったら死ぬぞ」などと発言。言動にショックを受けた男子部員は翌日から練習に出られなくなったという。また、不登校となり、母親は同校に経緯を説明したという。
学校は双方に事情を聞いた上で、県高野連にも報告し、野球部監督を謹慎処分としたとのこと。

この記事だけの内容だと「へ? それだけで? ショック受けすぎじゃない?」と思ってしまう。
もしかして母親もモンスターペアレント的な人?とか思ってしまう。
むしろ、ボールが頭に当たって死んだ場合も、それはそれで監督に責任が及ぶ。注意しても責任、注意しなくても責任。どっちも出来なくなってしまう。

この先、子育てをしていて、ボール遊びをしていて車道に飛び出そうとする子供がいたら「車にはねられたら死ぬぞ!」と注意することも、自然とあると思うし。それを言ったら「車道に出たら死ぬなんて言われてショックを受けた」と言われて、保護者失格の烙印を押されてしまうのだろうか。

ただ、現在ではTwitterで死ぬとか殺すとか安易につぶやくとアカウントを凍結される世の中になっちゃっているし、その感覚が日常生活にも波及していて、自分の気づかないところで、世の中の倫理観がとてつもなく進んでしまったのかもしれない。

特に、セクハラ・パワハラなどの報道を目にする度に、ハラスメントに関する意識がかなり進んできたなと思う昨今だし、こういった「ショックを受けかねない言動」というのも、自分が子供の頃と比べて極めて低い位置にボーダーラインが設定されている世の中に進化しているのかもしれない。

ただ、気になるのが、この監督の普段の言動や行動などの背景事情生徒側の事情。記事中に「など」と示されていること。
もしかしたら、ここに書いてある言動は最もソフトなモノであり、実はもっと酷い言動もあったのかもしれない。ここまでに至る激しい経緯があったのかもしれない。母親から事情を聞いているあたりからすると、子供に「注意力散漫に見えてしまう事情」「大声で怒鳴られると過度にショックを受けてしまう事情」があったのかもしれない。

もうちょっと詳しい事情を知らないと、読み手としては、なんだかものすごく過敏反応化した社会におびえるしかない記事になっちゃう。
例えば僕は、方々で「レジストリを変にいじると、PCが動かなくなるぞ!」と脅しまくっていたわけだが、それを聞いて「PCが動かなくなるなんて聞いてショックを受けた」と言われ、フリーソフト作成禁止の謹慎になる…なんてことを心配しないといけなくなる。

でも実際のところは、何かしらの経緯があるだろう。
上記記事中の「など」の中に、非常に不快で、本当にショックを受ける発言があったのかもしれない。言動だけでなく体罰に近い行動も伴っていたのかもしれない。
詳しいことが記事に書かれないと、判断がつかない。

あるいは「生徒の特性を十分に理解し」という文言が書いてあるから、生徒の方に何かしらの事情があったのかもしれない。例えば、「外を向いていないでマジメに勉強しろ」と怒ったらショックで不登校…実は斜観を持っている子で、昔から友達にからかわれるなどしてショックを蓄積しており、担任にも事情は説明していたはずなのに怒られた…という事情だった、みたいなこととか。「ヘッドホンしながら仕事をするな!」と怒ったら、実は聴覚過敏の人であり、雑音をシャットアウトしないと仕事ができない人だった、とか。そのことは職場にも告げていたのに、上司はその場の気分で怒ってしまった、みたいなこととか。
生徒本人のプライバシーに関わることだと、安易に記事として書くこともできないだろう。そういった事情が隠れている記事なのかもしれない。


posted by ayacy at 07:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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