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■最近はSNSのおかげか、活字文化の変化が激しい。わかりみが深い見える化

2018年 8月30日(木) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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先日、Twitterを眺めていたら、「分かりみが深い」という表現が使われていました。

要するに、「分かりやすい」ということなんだと思いますが、わざわざややこしい表現にするもんだなぁと。

「○○み」そのものは「深み」とか「痛み」とか「渋み」みたいな表現として存在していたのですが、それが他の言葉にも適用されるようになった、ということのようですね。

「深さ」→「深み」

「痛さ」→「痛み」

「渋さ」→「渋み」

---------------------------

「美しさ」→「美しみ」

「わかる/わかりやすさ」→「わかりみ」

のような感じの。

つい最近「ぜんぜん分かる」のような、否定語の前にしか付かなかったはずの「ぜんぜん」が、強い肯定として否定語以外の前にも付くようになった現象がありましたけど、今では言葉は更なる進化を遂げているようで。

「ぜんぜん分かる」と「分かりみが深い」。

前者は辞書にも登場するほどよく聞くようになりましたが、後者は主にSNS上でしか見られない表現なので、まだしっくりこないかなぁ。


ところで、「ぜんぜんわかる」とか「わかりみ」は、若者言葉という印象ですが、オッサン言葉の新語ってのもあるような気がします。

あえて「可視化」と言わずに「見える化」というような感じの。

「見える化」は、上司とか経営幹部とかが、若手社員に説明する際にも好んで使いそうな言葉な気がします。

言葉は生き物なので、どんどん変化していきます。

言葉が頻繁に使われるSNSの場や、会社での会議の場などで、言葉が進化していくというのは、ごく自然なことなのかもしれません。



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