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■自宅で使っているRaspberry Pi群の1つがぶっ壊れたっぽい。常時ファンを回していたからか…?

2019年 4月13日(土) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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自宅で使っているRaspberry Pi群の1つがぶっ壊れたっぽい。

201904_rspi3bkoware.jpg

常時ファンを回していたからか…?

壊れたのは、一番最近購入した、「Raspberry Pi 3 model B +」でした。

次のような使い方をしていました。

  • 常時起動(UPS接続)
  • USBのHDDを接続(HDDの電源はバスパワーではなく、別途容易)
  • 3.3VのGPIOピンとGNDのGPIOピンに、小型のファンを付けてCPUを中心に風を当てて冷却
  • 電源(microUSB)はもちろん2.4Aのものを利用
ある日、週一回の定時再起動のあと、起動してこなくなっていることに気づきました。

手動で再起動(micro-USBの電源ケーブルを抜いて、挿す)を何回か行っても起動したりしなかったり。(起動しないことの方が多い)

HDMIケーブルを挿して、エラーメッセージを観ようと思って再起動したら、なぜかアッサリ起動…したのですが、その後再び、HDMIケーブルを挿した状態でも起動できないことが度々ありました。

IMG_7130.JPGIMG_7132.JPG

真っ先に疑ったのはメインストレージとして利用しているmicroSDカードの劣化なのですが、microSDカードを交換しても同現象が高頻度で発生しました。

試しにRaspberry Pi本体を、予備の「Raspberry Pi 3 model B」に交換したところ、起動に失敗することはなくなりました。(予備、というか、Raspberry Pi 3 model B +を買うまでの間はそちらを現役で使っていました)

というわけで、「Raspberry Pi 3 model B +」本体に原因がありそうです。

その後、色々試してみると、

  • 小型のファンを付けていなくても、USB-HDDを繋いでいると再起動直後にフリーズする現象が多発する。
  • USB-HDDを繋いでいない状態ならば、再起動直後にフリーズすることはないっぽい。
ことが分かりました。

USB-HDDは別電源で動いていますが、ただ繋いでいるだけでも、Raspberry Pi本体に電源の不安定さを招いているのかもしれません。

とはいえ、最近までこの現象は起きていなかったので、

  • 小型ファンを付けた状態で常時起動させ続けていたことにより、Raspberry Pi本体のどこかの箇所がおかしくなった?
  • USB-HDDを繋いでいなければ安定するので、USB-HDDを利用しない別の運用形態ならば、引き続き使用可能?
かなぁ、ということで、壊れかけの「Raspberry Pi 3 model B +」も、引き続き様子を見ながら使ってみようかなと思います。

ファンの付いた本体ケースを使い続けるのは気が引けるので、別の、もっとシンプルなタイプの本体ケースを使うかな。

それにしても、そろそろ暑くなってきますので、常時起動のRaspberry Piにも辛い季節になるはず。

去年の夏は、Raspberry PiのCPUの温度が50℃~60℃に達していましたからね。

Raspberry Piだけでなく、無線LANルータも相当暑くなる。

そろそろ、サーキュレータの運用の再開を考えた方が良さそうです。


【追記】

その後、色々試していたら、ファンを付けたことのない、別のRaspberry Pi 3 model Bでも、USB-HDDを繋いでいるとフリーズする現象が発生しました。なので、ファンは全く関係なかったようでした。

そのUSB-HDDも、もう2年以上使っているものなので、ここに来て劣化が始まってきているのかもしれません。

とりあえず、再起動しなければ問題は発生しないので、再起動運用を定期自動(週一)から手動に切り替えて、仮に問題が発生しても人間が即座に対処できるようにすることで、対応としたいと思います。

ガタが来ている可能性のあるUSB-HDDについては、以前より別のディスク(手動ミラーリング)に、rsyncで定期的にバックアップを取得しているので、仮に壊れても、失われるのはハードウェアだけなので、特に問題ないかな、と。

ただ、HDDそのものがイカれているのか、HDDをUSB化して接続している側がイカれているのか…どっちなのかが不安。



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