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■宇宙に「壁」が見つかったとか書かれると、宇宙の果てがあって壁があると勘違い続出しそう

2020年 7月23日(木) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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先週、地球から5億光年かなたに「」が見つかったという話題が、ネット上を席巻していました。

(それまで発見されていたグレートウォールは他にもあるが、地球からの近さ・規模・厚さなどの面で際立ったものということかと思います)

我々の天の川銀河の中心方向の、大量に恒星がある向こう側にあるせいで、よく見えなくて、これまで発見されてこなかったとか。

これまではそちらの方向に、グレートアトラクター(巨大な重力源)があるらしいことは知られていたが、よく見えなかった、みたいに言われていた場所でしょうかね。可視光以外の波長での宇宙観測技術が進んだおかげで、天の川銀河中心の向こう側も「見える」ようになってきたとは聞いていましたが、その成果が表れてきたんでしょうか。

この記事なら誤解がなさげかな。

ただ、その時に見たネット上のまとめサイトとか、SNS上の意見を吸い上げて並べるサイトの記載とかを見ると、単に「これまで発見されていなかった宇宙の壁が見つかった」みたいな感じにされていました。

案の定、ビルの壁くらいの密度を持ったホンモノの「壁」だと誤解している人もいたようで。

それだと僕が子供の頃に空想していた「宇宙の果てはコンクリートの壁があって、絶対硬くてそれ以上先に進めない」仮説みたいな状況になっちゃいかねない。それはだいぶ違うはず。

ちなみにその空想の中では、鉄のシャベルを使って、宇宙の果てのコンクリートをガリガリ削ることを試みるんですけど、コンクリートが数ミリ削れたら、その分、宇宙のサイズが数ミリ大きくなるわけで、・・・というか、そのコンクリート自体も、コンクリートの向こう側も「宇宙」なはずなわけで、そこから先はどうなっているんだろう?とか思ったりするわけですが、たぶん現実にはそんなふうにはなっていないんでしょうね。

この空想は、かなり小さい頃に抱いていた空想なのですが、それを久々に思い出したのは、昔の(テレビアニメになる前の方の)ケムリクサを観たときでしょうかね。超えられない壁だけど、頑張ると超えられる壁で、その先がどうなっているんだろう的な感じの。




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