2012年12月22日

文字通り新聞沙汰となったトレンドマイクロのウイルスバスター誤検知問題

少し前のことになりますが、読売新聞の社会部の記者の方から連絡があり、トレンドマイクロのウイルスバスターによる誤検知問題について取材を受けました。
そして昨日の夕刊の17面の半分を使う大きな記事として取り上げられました。

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記事内容の要約版はYOMIURI ONLINEにもありますので、ご一読ください。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121221-OYT1T00817.htm

※上記のネット要約版は公開から1ヶ月で削除されるもののようです。キャッシュ版がこちらにありましたので、興味のある過多はこちらをご覧下さい。

記者の方にお話しした時間は3時間近くに及びましたが、その内容は2段にまとめられています。言いたかった内容がすべて書かれているか、正確に書かれているか、と言われれば、非常に難しいところですが、まあ、おおむね、言いたいことはコンパクトにまとめられており、個人的には満足しております。むしろ、記事全体のスペースとして、一面の半分を使われていることは、とても喜ばしいことと言えます。

以前に他のWebの媒体に取り上げられたときは「激怒」のような過激な言葉と共に取り上げられていましたが、こちらでは「ため息をつく」という表現になっており、なるほど、これが一般紙の違いなのかな、と思ってみたり。

きっと、ウイルス対策ソフトのメーカー名を直接出すと糾弾記事みたいになってしまっておかしな感じになるとか、各被害者の心情面を記述する上でどうすればよいかとか、色々考えて記事を書かれたと思います。

特に僕の場合、「トレンドマイクロは世界的な大企業なのだから、しっかりした対応をしてくれるだろう」と楽観的に考え、トレンドマイクロとのやりとりを残していなかったのが裏目に出ました。まさか、こんなに長期化し、しかも僕自身が泣き寝入りしなければならない事態に陥るなんて思っていませんでしたから。
記者の方に、きちんとした有効なデータを残すことができなかったことは、失敗でした。今度からこういう事態が起きた場合は、きちんと証跡を残しながら事を進めたいと思います。(もうあってほしくないですが)

さて、この記事に載っている、「誤検知例を全世界で集積してデータベース化し、検知の精度を高めている」という文について、これがどこのウイルス対策ソフトメーカーによる発言なのかはわかりません。トレンドマイクロ社の担当者の発言ならば、それを忠実に使って誤検知を防止して欲しいですし、そうでないならば、トレンドマイクロ社は見習って欲しい。

また、防止だけでなく、現在進行形で被害に遭われている冤罪被害者の方々への早急なフォローと、信頼回復にも全力を注いで欲しい。

加えて、トレンドマイクロ社と社員は、この件が三大紙の一つである読売新聞に取り上げられたという事実を真摯に受け止め、冤罪被害者の救済と、誤検知の防止について、より一層まじめに取り組んでもらいたいと思います。
posted by ayacy at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | フリーソフト
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