2014年08月16日

お祭り気分と二次創作とコミックマーケット

二次創作とか同人作品とか、作る側の考え方は色々あると思うんですが、こういうのってブームやお祭り感覚というのは、とても重要な要素になってくると思います。

「自分がそれを好きだから」という思いが、二次創作や同人作品を作り続ける原動力になっていることは間違いないのだけれど、それだけで語れるものではないですね。

20年前に流行したアニメが好きだからといって、それだけで二次創作を作ったとしても、独りよがりで終わってしまいます。
どうしてもそれを世に出して、他の人にも見てもらいたい感情が芽生える。

ただ、他の人に見てもらったり、評価してもらったりするには、他の人もその元ネタ作品について知っていてもらう必要がある。だから、ある種のブームに乗った二次創作だったり同人作品作りでないといけない、というのが生まれる。

コミックマーケットへの出展についても、コミックマーケットはある種のお祭りなので、お祭りのブームに乗るようにしてジャンルや元ネタ作品を選ぶことも必要になります。

割と、東方紅魔郷だけしか知らずに、東方を全部知った体で二次創作を作っているサークルもあったりします。元作品への愛はどこへ行った!?と思うような作品もチラホラ。

(売れるためならば、というよりは)ブームに乗るためだったら、知らない作品でも知っているフリでモノづくりにひたすら邁進する。そんな、ビジネスマンにも似た環境即応力が求められます。
場合によっては、これまで愛し続けたジャンルや作品を切り捨て、ブームの起きている市場へ繰り出すのもまた、一流同人マン達の仕事です。

そういえば、Fate/stay nightが大好きでFateの同人誌を作っているんだけど、最近はめっきりブームも下火になってきているので他の作品の二次創作に乗り換えるべきか真剣に悩んでいる同人マンにも合うことがありまして。この世界の辛さを知りました。

Fateのブーム終焉からFateに見切りを付けて、東方に乗り換えてしばらくしたら、今度はFate/Zeroがアニメ化して再ブームが起きて、戻ろうかどうかすげぇ真剣に悩む姿というのもあった。日本の同人マンの流行へ波乗りは大変ツライ。
unlimited blade worksの次の・・・えーっと、なんだっけ。ヘブンズフィールだっけ。あれが早く、次のアニメ化 or 映画化してくれれば、きっと彼も浮かばれるに違いない。

そんな感じで、同人活動は、ある種の祭りなので、いくら自分が楽しいからといっても、マイナーすぎる作品に注力しすぎて(コミケ等での)一般参加者が誰も寄りつかない状態というのは、これまた寂しい。

自分の趣味から多少離れようと、祭りが盛んに起きている/ブームになっている作品やジャンルに渋々乗り換える、というのもまた、祭りやブームに乗るための重要な要素だったりします。そういう意味では、同人活動ってのは非常に難しい活動です。

同人活動にはインプットとアウトプットがあるわけで、インプットは自分が楽しいと思って受け取る物だけど、アウトプットは誰かに受け取ってもらわないといけなくて、そのためにはアウトプットは皆に理解されるものである必要がある。だから、インプットのジャンルは絞られる。場合によっては、自分が楽しいと思いづらい物でも、インプットにしないといけなくなる。

なんか、ちょっと世知辛い感じがしてきました。

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2014年03月25日

さらにもう一つ同人誌(電子書籍)をもらっていたんだった

先日の電子書籍の同人誌の続き。

もう一冊、電子書籍の同人誌をいただいていたことを思い出しまして、慌ててダウンロードして読んでみました。


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前回と同じく、サークル/自転車操業さんの、

■『同人イベントに電子マネーを紛れ込ませる。/第2版+実践導入編』



もらったのは、同じく、知り合いでフリーソフト開発仲間&同人ソフト作成仲間の、クロノス・クラウンの柳井さんのお宅にお邪魔して飲み会をしてきた時ですね。

この飲み会の際にも、電子マネー決済のための装置をお持ちでして、テスト決済をやらせてもらいました。
「ピピッ」という音で、ここまで感心し、ここまでゲラゲラ笑ったのは始めてかも知れません。
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▲例の決済装置(注:ここは個人宅の飲み会の場です)

この本には、2013年時点ではほぼ、個人貸し出しなど行っていなかったであろう電子マネー決済を行うにあたって辿った軌跡と、その結果、コミケ会場での様子等が書かれています。

確かに、コミケで(クレジットカード以外で)電子決済ができたら良いなぁと思うことは時々ありますが、実践に移そうと思うことなどありませんし、思ったところでどうやったらそれができるのか、ちょっとやそっとで思い浮かぶものではありません。

ただ、人間とは成せば成るもの、捨てる神も拾う神もいるとでもいいましょうか、目標でも、手探りでも探っていけば、なんとかなるもんですね。
しかしながら手段の確立されていない世界。
どこから借りるべきなのか、借りるときはいくらくらい費用がかかるものなのか、会場に持っていって決済結果を伝える電波が通じるのか、バッテリーはどうやって準備するのかなど、想像出来る困難も想像出来ない困難も多数待ち受けているわけで。

そしてコミケ会場で実際に起きたピンチと、それを上回るレベルの驚きと。

前半も興味深かったですが、後半はハラハラドキドキしながら読めました。
ノンフィクションですからね。すごく読み応えがある。続きを読む
posted by ayacy at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 同人ソフト

2014年03月21日

もう一つ同人誌をもらっていたんだった

そういえば、いただき物で、もう一つ同人誌をもらっていたことを思い出しました。

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サークル/自転車操業さんの、
■『同人イベントに電子書籍を紛れ込ませる。/第2版+新機能解説』

先日、知り合いでフリーソフト開発仲間&同人ソフト作成仲間の、クロノス・クラウンの柳井さんのお宅にお邪魔して飲み会をしてきたのですが、その時に一緒に飲んだ方からいただきました。

自転車操業さんの名前は、数年前に読んだ本で知っておりましたが、実際にお会いするのはこれが初めてですね。
最近話題になったホットなニュースとしては、去年末のコミケで、「Suica決済しているサークルがいる!」と、Twitterで非常に話題になっていたかと思いますが、それが、この自転車操業さんだったりします。

そんな電子決済で頒布される作品は、当然とばかりに電子書籍なわけで、今回はその電子書籍をいただくことができました。

電子書籍の頂き方ですが、

  • 写真サイズのカード(上の画像のもの)を受け取る。
  • 裏面にシリアルIDとパスワードが書いてある。
  • 表面に記載されたURLへアクセスし、裏面記載のシリアルIDとパスワードを入力する。
  • 一定期間内に規定回数までダウンロードできるので、読みたい端末(PCでもスマホでもどこでも)にダウンロードし、好きなときに読む。
 
という、なかなか斬新なモノ。
で、本書(電子書籍)の内容自体が、その電子書籍化・低価格化のためにいかに工夫したか・工夫したかを書いている内容となっているので、非常に興味深いものでした。
 
さすがにネタバレになってしまうので(というか核心なので)内容は書けませんが、こういう、頒布のための新しいロジックを考え、実践するのって、やはり、凄いですね。
今回は、僕はスマホにダウンロードして読みました。
 
コミケ入手の同人誌をスマホで読むのは初めての経験でしたが、意外と読みやすかったです。
字体(フォント)の選び方や、字の大きさの選び方にも、一工夫あったように思えますし、そもそも通勤時間に読むということ自体、スマホで読むスタイルは親和性が高いように思えます。
 
一つ困難があったのは、ダウンロードに使うシリアルIDが読み取りづらかったこと。
(これは、作者さんにも言っておこうかと思います)
 
何度入力しても、シリアルIDが通らず、10回くらいやり直しして、試行錯誤してようやく通りました。
 
今回、印字に利用した写真屋さんが採用しているフォントの特徴だと思うのですが「W」の文字が「I」と「J」に分かれているようにしか見えませんでした。それが「IJ」ではなく「W」であることに気づいたのは、もう10回くらい入力した後。

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たぶん、こういうのは事前テストではなかなか見つかりにくい落とし穴だと思うので(テストに用いたシリアルIDに、読みづらい文字が配置されるとは限りませんからね)、今後の注意事項になれば良いかなぁと。
 
ともあれ、昨今のスマホ時代と電子書籍は、非常に親和性が高いことがわかりましたので、同人誌界隈にもっと浸透してくれたら良いですね。
 
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posted by ayacy at 00:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 同人ソフト