2019年04月14日

メールを夜間休日に送るな指令は、自分所属するの事業部でも出ていたな

少し前に、ネット上で話題になっていたので。

電話やSkype的なメッセージのやりとりと違い、メールは本来、受信側が読めるときに読むべきものだから、メールを夜間休日に送るな指令はおかしい、という主張。

メールを夜間休日に送るな指令は、自分所属するの事業部でも出ていました。

おそらく、日本人は、例の国会議員(元・副大臣)の忖度発言じゃないけど、メールを出した方はともかく、メールを受け取った側は夜間休日でも処理しようという「忖度」をするか、またはメールの内容を気にしすぎて落ち着けないような人が多いから、メールを送る側は逆に忖度してメールを出すな、ということなのかなと理解していました。

まぁ、メールを受け取っても夜間休日ならガン無視できる、鋼のメンタルの持ち主はわずかなのかもしれません。

と、ここまで書いて、ガン無視できる人が多いのか、少ないのかはあまり関係が無くて、ガン無視できないメンタルの人が少しでもいるならば配慮せよというのが、働き方改革なのかもしれないと思うようになりました。

例えば、車椅子の人がどんなに少なかろうと、車椅子の人のためのトイレは準備しようというのが、「合理的な配慮」ってものなわけで。
夜間休日にメールを処理したり、気になってしまう少数の人に配慮してメールを出さないようにしようというのが、「合理的な配慮」ってことなのかもしれません。

以前であれば、メールは必ずしも速攻で相手に届く物ではなかったのだから、すぐに相手に読まれなくて当たり前の物だったけど、携帯電話が普及して、あるいはスマホでメッセージやLINEでのやりとりが当たり前に行われるようになって「電子的な通信手段は即時相手に読まれるもの」という強迫観念みたいなものが、最近の人の間では蔓延っているとみるべきなのかもしれません。

注意しないといけないのは、メッセージを送ろうとする人がそう思っているのではなく、メッセージを受け取る人が勝手に忖度して、そういう強迫観念を持ってしまっているかもしれないということ。

こう考えると、送ったメッセージは速攻で読まれて対処されて欲しいと送信側は思っているに違いないという勝手な忖度を、受信側させないように、「合理的な配慮」をせよってのが、夜間休日のメール禁止令ということなのかもしれません。

補足しておくと、会社のメールをスマホでいつでも読めてしまうという、一見すると便利な状況が、逆にこういう状況を生じさせているのかもしれません。当然、夜間休日は会社メールをスマホでいつでも読む必要はないのだが、ブルれば読んでしまうのが、強迫観念な忖度ってことなのかもしれません。

働き方改革のための頭の切り替えは、(自分を含めた)今までの「残業上等」な働き方をしていた古い人々にとっては、かなりドぎつい頭の切り替えが必要で、自分の常識だけではない部分も含めた合理的配慮を考えていかないといけないわけなので、けっこうキツイですね。


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2018年11月18日

トレンドマイクロ社のAppStoreアプリが公開再開の一方、サポートに不満の声が見えてきて

先々週の日曜日(2018/11/4)と、先週の日曜日(2018/11/11)の記事を見ていたら、どちらもトレンドマイクロの件について取り上げていました。なんだか、毎週日曜日はトレンドマイクロの件について取り上げる日になってしまっているような感じがしましたので、今日もそれに乗っかろうかと思います。

というわけで情報収集をしていて気になった2件のニュースがありましたので、ご紹介したいと思います。


トレンドマイクロ社 iOS版一部アプリケーションの、App Store上での公開再開を報告

トレンドマイクロ社は2018/11/17(土)、公開一時停止の時から更新を続けている「App Store上の当社アプリに関する重要なお知らせ」のページを更新し、iOS版一部アプリケーションのApp Store上での公開再開を報告しました。
より詳細な情報はサポート情報に掲載されております。

2018年11月17日 12:00時点では、公開中は以下の4つとのこと。
  • パスワードマネージャー
  • パスワードマネージャー月額版
  • ウイルスバスター for Home Network
  • フリーWi-Fiプロテクション

公開停止中は以下の6つとのこと。
  • ウイルスバスター モバイル
  • ウイルスバスターモバイル月額版
  • ウイルスバスターマルチデバイス月額版
  • ウイルスバスター+デジタルサポート月額版
  • Jewelry Box
  • ライトクリーナー/ライトクリーナーLE

実際、AppStoreを検索して見ると、公開再開している様子が分かります。

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公開停止中のアプリケーションが今後どうなるかについては、発表がないため分かりませんが、公開再開されたアプリケーションについては、どういった規約になって、どういった動きになったのか気になるところ。
顧客やセキュリティ専門家への説明を今後どのようにしていくつもりだろうか。

今回の事件で、セキュリティ専門家達からはNOを突きつけられたままの状態での公開再開です。 しかし、アカウントが再開したことから、全アプリケーションの公開再開についても一定の道筋が付いた可能性も考えられます。もしかすると、禊ぎを落としたとして、今後特に説明しないまま逃げ切る、みたいなことになるのも恐ろしいですし、まだまだ状況の注視は続けたいところです。


トレンドマイクロ社のサポート業務に対する不満を告発するページに注目が集まる

サポート業務放棄をするトレンドマイクロ(AI以下)(2018-11-17) - MYSTな休日(休日の過ごし方)

うーむ、2012年当時を思い出すようなサポートの有様が記述されており、サポート対応の品質レベルは2012年当時の水準まで落ち込んだのかとビックリさせられる内容です。

確か当時も、比較的初期の対応は、「誤検知発生時のスクリーンショットを添付しないと対応しない」でした。それで送ったら、(おそらく)違う人宛の回答が間違って送り返されてきたり。さらに、その後の「連続」誤検知に発展した後も「誤検知発生時のスクリーンショットを添付しないと対応しない」とかいわれたりしましたし。
URL添付したんだから、そんくらい自分で一回やってみればいいでしょうに。極めて、非人間的な対応だったのを思い出してきました。
その後の対応も、(2012年内は)納得のいくものではないものが多かったと記憶しています。

当時あれだけ大事件になった後に、「本件をサポート情報などで取り上げて欲しい」という要望に対し「あなたのプライバシーが侵害されるので行うつもりはない」というなど、何の権利を守って何の権利を侵害しているのか、意識が完璧に欠如しているような対応もありましたし。結局、プライバシーを守るのか権利を侵害しているのかはそんなことはどうでもよくて、大企業病的対応というか、面倒くさいことはしたくないというか、臭いものには蓋をしたいって感情しかなかったのかなぁ、と。

僕自身は現在の状況について、サポートや一般社員の人々は頑張って対応しているのに、プライバシー情報の収集を決めた一部エンジニアや部門責任者、CEOの大胆なコメント発表により足を引っ張られていて、サポートや一般社員の人々がかわいそう…と考えていました。

ただ、この状況ですと、少なくともサポートの方は、あまりがんばりが見られなさそう(というか、その場しのぎとか臭いものに蓋をする方向で頑張っているだけで、頑張りが顧客の方向を向いていない)で、残念でなりません。

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2018年11月11日

なぜトレンドマイクロのiOSのあの件は大手メディアが取り上げないのだろうという疑問を見かけて


ところでこの件に関連し、なぜテレビや新聞等の大手メディアはこの件を報道しないのか?という疑問をツイートする人が多くいたように思います。
何でこんなに大事なのに、報じないんだろう?という感じで。
何かしらの陰謀があるのではないかという意見も見えました。

きっと、ただ単に数字が取れにくそう、とか、これで数字を稼ぐよりも、この会社にセキュリティ不安を煽ってもらった方が数字が取れそう、みたいな思惑はあるかもしれません。

ただ、それ以前の問題として、「直接の被害者の声」が聞こえてこないからというのはありそうです。

直接の被害者は、いわゆるITリテラシーの低い方なので、被害を受けていることに気づかない or 声を上げることもない。

今、大きく懸念の声を表明しているのは、専門家やITリテラシーの高い方です。トレンドマイクロのソフトウェアの利用者でないし被害者でありません。(たぶん、利用したいとも思わない方々)

なので、そう言った声を捉えて、義憤に駆られて記事化しなきゃ!という気概の記者の方が現れにくいのかもしれません。
同じ他人事の義憤にかられるなら、タレントや元オリンピック選手の不倫を報じたほうが数字が取れるでしょうから。

思えば、連続誤検知の時は、僕という被害者がいて大きく声を上げてたし、当時の読売新聞の取材によれば、僕以外にも何人か被害者がいて声を上げていたみたいだから、読売新聞は取り上げることもできたんだろうと思います。

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posted by ayacy at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | インターネット